初めて医院のホームページを見る患者さんは、診療内容だけを確認しているわけではありません。
「予約は必要?」
「予約なしでも大丈夫?」
「どこから予約する?」
受診する前に、まず「自分は次に何をすればいいのか」を確認しています。
なぜこの問いが重要か
ホームページに「予約できます」と書かれていても、それだけでは患者さんが次の行動を判断できないことがあります。
患者さんが知りたいのは、予約ができるという事実だけではありません。
自分の場合は予約が必要なのか。
予約なしでも受診できるのか。
予約するなら、どこから予約すればよいのか。
ここまで分かって、初めて次の行動へ進めます。
患者さんによって、知りたいことは違います
同じ「予約」という情報でも、患者さんが置かれている状況によって、知りたいことは変わります。
たとえば、
- 初めて受診する人
- 発熱している人
- 健診や予防接種を受けたい人
- 専門外来を受診したい人
など、確認したいことが同じとは限りません。
大切なのは、情報を増やすことだけではありません。
患者さんの状況
↓
知りたいこと
↓
必要な情報
↓
次の行動
という順番で考えることです。
自院の受診方法を今一度確認してみましょう
まず、自院の実際の受診方法を確認します。
- 予約制・予約優先・予約不要のどれか
- 初診の場合の扱い
- 電話・Webなどの予約方法
- 発熱・健診・予防接種・専門外来などで異なる対応があるか
- 受付時間と診療時間に違いがあるか
ここで重要なのは、一般的な医療情報を追加することではありません。
自院で実際に行っている受診・予約方法を確認することです。
実際のWeb実装ポイント
自院のホームページを、スマートフォンで開いて確認してみてください。
TOPページや「初めて受診される方へ」などから、初診患者さんが迷わず必要な情報へたどり着けるでしょうか。
確認したいのは、
予約要否 → 初診の扱い → 予約方法 → 例外 → 次の行動
までが分かる状態になっているかです。
たとえば「予約できます」とだけ表示するのではなく、実際の運用に合わせて、
「予約制」
「予約優先」
「予約不要」
などを明確にします。
さらに必要に応じて、
「予約する」
「電話する」
「初診の方へ」
など、次の行動につながる導線も確認します。
よくある不足・迷い
情報そのものは掲載されていても、患者さんの判断につながっていない場合があります。
たとえば、
予約ページはあるのに、初診でも予約が必要なのか分からない。
診療時間は書かれているのに、受付時間が分からない。
通常受診の案内はあるのに、発熱時の対応が別ページにあり見つけにくい。
ここで見るのは、単に「情報があるか」ではありません。
患者さんが自分の状況から、次の行動を判断できるか。
という視点です。
自院で確認する5つのチェック項目
□ 予約制・予約優先・予約不要が分かる
□ 初診の場合の扱いが分かる
□ 電話・Webなどの予約方法が分かる
□ 発熱・健診・予防接種・専門外来などの例外が分かる
□ スマートフォンから迷わず必要な情報へたどり着ける
一度、医院をよく知っている側ではなく、初めて受診する患者さんの立場でホームページを開いて確認してみてください。
ONE QUESTION
では、あなたの医院の場合はどうでしょうか?
初めて受診する患者さんは、迷わず次の行動を判断できますか?
医療・介護・福祉のWeb改善について
今のホームページが、患者さんからどのように見えているか。
まず、公開されているWebサイトから確認してみませんか。
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