ChatGPTのパーソナライズには、何を設定すればいい?

ChatGPTを使っていると、

「もっと自分に合った回答をしてほしい」

「毎回、自分の仕事について説明するのが面倒」

「文章はきれいだけれど、どうも自分らしくない」

と感じることがあります。

そんなときに確認してみたいのが、ChatGPTの「パーソナライズ」です。

ChatGPTには、自分について知っておいてほしいことや、回答するときに考慮してほしいことなどを設定できる「パーソナライズ」の機能があります。

では、何を書けばいいのでしょうか。

今回は、難しい設定方法ではなく、まず考えておきたいポイントを5つに絞ってみます。

1.まず「自分は何をしている人なのか」

最初に伝えておきたいのは、自分の基本的な立場です。

たとえば、

  • どんな仕事をしているのか
  • 誰をお客様としているのか
  • どんな商品やサービスを提供しているのか
  • AIを主に何のために使うのか

といった基本情報です。

同じ「文章を書いてください」という依頼でも、会社の経営者なのか、医療関係者なのか、Web担当者なのかによって、必要な回答は変わります。

まずは、AIが「誰の仕事を手伝っているのか」を理解するための情報を考えてみます。

2.どんな回答をしてほしいのか

次は、回答の好みです。

たとえば、

「難しい専門用語はできるだけ使わない」

「結論を先に知りたい」

「必要な場合は理由も説明してほしい」

「文章は自然な日本語にしてほしい」

などです。

文章を書く機会が多い人なら、

「営業的な表現を強くしすぎない」

「大げさな表現は使わない」

「初めて読む人にも分かる言葉を使う」

といった希望も考えられます。

ここは比較的設定しやすい部分です。

3.「してほしいこと」だけでなく、「してほしくないこと」も考える

実際にAIを仕事で使っていると、

「それは勝手に決めないでほしい」

「そこは推測しないでほしい」

「その表現は使ってほしくない」

ということが出てきます。

これは意外に重要です。

たとえば、

確認できない事実を勝手に補わない。

分からないことを分かったように書かない。

確定している商品名を勝手に変更しない。

人が判断すべきことをAIだけで決めない。

こうした「しないこと」も、AIと仕事をするための大切な情報になります。

4.仕事で大切にしていることを考える

ここから少しだけ深くなります。

AIに知ってもらうのは、プロフィールや文章の好みだけで十分でしょうか。

たとえば、

お客様に対して何を大切にしているのか。

仕事をするとき、何を優先しているのか。

迷ったとき、何を基準に判断するのか。

どんな仕事なら引き受け、どんな仕事なら断るのか。

こうしたことまでAIに伝わっていれば、単に「自分好みの文章をつくるAI」ではなく、自分の仕事や判断基準を踏まえた回答を得やすくなります。

ただし、ここは思いついた言葉を何でも設定すればよいわけではありません。

まずは自分自身で、

「私は仕事で何を大切にしているのだろう」

と考えてみるところから始めてみてください。

5.一度設定して終わりにしない

これも大切です。

実際にChatGPTを使ってみると、

「これは違う」

「この答え方はいい」

「ここは自分で判断したい」

「この説明は自分らしい」

といったことが見えてきます。

最初から完璧な設定をつくろうとする必要はありません。

使って、違和感を見つけて、直す。

また使って、確認する。

この繰り返しによって、自分に必要な設定が少しずつ分かってきます。

では、何でもパーソナライズに入れればいい?

ここで注意したいことがあります。

自分についての情報を、すべて一つの設定欄へ入れればよいわけではありません。

AIにいつも知っておいてほしいこともあれば、特定の仕事をするときだけ必要な情報もあります。

また、仕事によってはChatGPT以外のAIを使うこともあるでしょう。

そのため、

「ChatGPTに何を設定するか」だけでなく、
「そもそもAIに何を伝える必要があるのか」

を考えることが大切になってきます。

ここは似ているようで、少し違います。

大切なのは、設定画面を埋めることではない

パーソナライズの設定欄をたくさん埋めれば、自分専用のAIが完成する。

私は、そこまで単純ではないと思っています。

AIとの対話を続けていると、自分でも気づいていなかった仕事上の判断基準や、大切にしていることが見えてくることがあります。

反対に、AIの回答を見て、

「それは違う」

と思った瞬間に、自分が何を大切にしているのかが分かることもあります。

だから、設定すること自体よりも、

AIに何を知ってもらう必要があるのかを考えること。

そこから始める方が大切なのかもしれません。

CREDISTA™ Labでは、AIを単に便利に使う方法だけではなく、実際の仕事の中でどう使えば役に立つのかを、自分たちでも試しながら確かめています。

ChatGPTのパーソナライズも、その実践テーマのひとつとして、これからも継続して検証していきます。

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